| 1 |
取り扱い上の注意 |
| (1) |
使用できる液体は、清水(注1)、エチレングリコール水溶液です。また、純水の場合は導電率1μS/cm以上(純度が低い)としてください。
指定外の液体を使用すると製品が破損し、液体が漏れ、感電・漏電の原因となります。 |
| (2) |
製品の上に乗ったり、物を置いたりしないでください。転倒、落下によるケガ、こぼれた液による漏電などの原因となります。 |
| (3) |
使用液は常にきれいに保ち、定期的に液回路を洗浄してください。 |
| (4) |
凝縮器のフィルタは、定期的に清掃してください。汚れがひどくなると性能が低下し、保護装置が作動することがあります。 |
|
(注1) 清水の水質基準(日本冷凍空調工業会基準に準拠)
基
準
項
目 |
pH[25℃] |
導電率
[25℃]μs/cm |
塩化物イオン
(mgCl-/L) |
硫酸イオン
(mgSO42‐/L) |
循
環
水 |
6.8〜8.0 |
400以下 |
50以下 |
50以下 |
基準
項目 |
酸消費量
(pH4.8)
(mgCaCO3/L) |
全硬度(mgCaCO3/L)
|
カルシウム硬度
(mgCaCO3/L) |
イオン状シリカ
(mgSiO2/Ｌ) |
循環
水 |
50以下 |
70以下 |
50以下 |
30以下 |
参
考
項
目 |
鉄
(mgFe/L) |
銅
(mgCu/L) |
硫化物イオン
(mgS2-/Ｌ) |
循
環
水 |
1.0以下 |
1.0以下 |
検出されない |
参
考
項
目 |
アンモニウムイオン
(mgNH4+/L) |
残留塩素
(mgCl/L) |
遊離炭酸
(mgCO2/L) |
循
環
水 |
1.0以下 |
0.3以下 |
4.0以下 |
|
| 2 |
据付上の注意 |
| (1) |
水平で丈夫な床に設置し、保守点検及び、吸排気のために本機周囲に下記のスペースを確保してください。 |
| �� |
本機正面：30cm 本機側面：30cm 本機背面：30cm 本機上部：30cm |
| (2) |
雨、直射日光、他からの廃熱、発熱の影響を受けないところに設置してください。性能が十分に発揮できなくなるばかりか、故障の原因となります。 |
| (3) |
漏電しゃ断器の取付けが必要です。漏電しゃ断器が取付けられていないと感電の原因になることがあります。(推奨…容量：15A、感度電流：30mA高速型) |
| (4) |
本機の電源は商用電源に接続してください。（インバータの2次側やUPSに接続すると、故障します) |
| (5) |
アース線はガス管、水道管、避雷針などに接続しないで下さい。アース工事が不完全ですと感電の原因になります。(電気工事者によるD種接地工事が必要です) |
| (6) |
本機外配管は、結露・凍結対策を施してください。 |
| (7) |
可燃性ガスが漏れる恐れのある場所や、可燃物の近く、腐食性ガス等の雰囲気への据付は絶対にしないでください。 |
